転職活動は、いろいろと時間と手間もかかることですよね。そんななか限られた時間でも実践しておいたほうがいいことをお伝えするこのコーナー。この記事では採用活動をしている「企業の見極め」について、お伝えしたいと思います。転職して良い結果を手に入れるために、ぜひ一度読んでください。
目次
求人募集企業の労働環境と離職率について把握しておく
仕事をする上で最も重要ポイントの1つが、実際に働く職場環境です。どんなに高給が貰える仕事であっても体力や精神面の問題で、仕事を続けていくことができなくなるようであればまったく意味がありません。
特に建設業界は一般的な仕事に比べてハードワークになりやすい傾向があるので、勤務時間や休日はもちろんのこと、福利厚生などについてもしっかりと確認しておくことが大切です。
これらを知る目安として活用できるのが離職率です。求人の条件が良い割には離職率が高い場合は何かしら、別の理由が考えられます。会社を選ぶ時は労働条件と一緒に離職率についても調べておくことが大切です。
建設業界・業種未経験者の受け入れに積極的かどうか
これは建設業界に限ったことではありませんが、転職をする人の中にはそれまでとは全く異なる業界で、新しい人生をスタートさせようと考える人も少なからずいます。 企業によっては未経験者を積極的に募集しているところもあれば、そうでないところもあるのが現状です。
未経験者を募集しているということは、企業側が人材を育てる環境が整っていて新卒・転職問わず、幅広い人材の採用を積極的に行なっていると考えられます。逆に未経験者の採用に積極的でない企業は、即戦力となる人材を求めていることが多く、例え経験者であってもある程度の技術や実績を持っていなければ、採用に結びつかないケースも少なくありません。
企業選びではこういった点も重要な見極めのポイントになります。
建設業界そのものに、将来性があるかどうか
日本には大小合わせて数多くの企業と案件がある中で、建設業界は特に社会の景気に左右されやすい業界とされています。日常生活の中でマンションやビルの建設などを目にする機会も多く、一見すると安定している業界のように思われがちですが、実際には仕事の受注などで激しい競争が行なわれているのが現状です。
従業員は会社の経営に直接携わることはないとはいえ、安心して働けるかどうかは重要なポイントと言えます。 せっかく転職に成功して採用されたとしても、企業としての将来性が見えないと給料の減額などが理由で、再び転職を余儀なくされるといったケースも考えられます。
未来については誰も完璧な予測が立てられるわけではありませんが、今後の需要などの社会的動向を見据えたうえで、安定的運用がされるであろう会社を選ぶことも忘れてはいけません。
建設業界の転職先選びで肝心なことは
筋力や体力が求められる職種もありますが、営業力や企画力といったさまざまな能力を発揮できるのが建設業界です。そのため、それぞれの会社がどのような人材を求めているのかということと、その求人案件の労働条件をしっかりと把握して、自分が長く勤めていける会社を見つけることが大切です。