辛い！けど美味い！都内の旨辛ラーメン5選

もうすぐ12月、どんどん寒さが厳しくなってきますね…。今回は辛いもの好きにはたまらない都内で食べられる旨辛ラーメンについて、有名店からミシュランで1つ星に輝いたお店まで幅広くご紹介します。ライターの主観に基づき辛さの度合いを星で示しましたので、そちらも是非参考にしてください！

創作麺工房 鳴龍＠大塚

画像出典：創作麺工房 鳴龍

最初にご紹介するこちらのお店は、ミシュラン2018で1つ星に輝いたお店「鳴龍」です。食べログの2018百名店にも選出されています。看板メニューは「担々麺（850円）」で、他にも「麻辣担々麺（900円）」「酸辣麺（900円）」といった辛い麺だけでなく「醤油拉麺（850円）」や「塩拉麺（900円）」なども用意しています。

実はミシュランで1つ星をとってからというもの、店の外まで長蛇の列が並ぶようになりました。お昼どきは平日でもお店に到着してから1時間前後並ぶと思います。坦々麺に1時間も…？と思うかもしれませんが、その苦労が無駄にならないほどここの坦々麺は特別なんです…！

【辛さレベル★】ここにしかない繊細な美味しさ！

こちらが鳴龍の「坦々麺」です（右上の葉っぱは追加したパクチーです）。写真でわかる通りゴマのペーストは表面に浮かんでいて下は醤油のスープになっています。この坦々麺、辛味はかなりほんのりですが、ゴマと醤油のバランスが良く少し甘みもあってとても繊細な美味しさです。是非ご賞味ください！

新潟三宝亭 東京ラボ＠中目黒

画像出典：新潟三宝亭 東京ラボ

こちらの「新潟三宝亭 東京ラボ」は2018年7月に2号店として渋谷宮益坂店がオープンしたばかりで、今大注目のお店です！

私が訪れた中目黒店は木のテーブルに間接照明と内装がとてもおしゃれで居心地が良いのが特徴でした。女性のおひとりさまもちらほらいらしゃいましたが、たしかに一人でも入りやすく、内観が良いのでデートにも使えるお店だと思います。

中華麺には「酸辣湯麺（980円）」「全とろ麻婆麺（1000円）」「韮葱そば（980円）」などがあり、この他にも新潟名物の日本酒やもともと中華料理店を営んでいた三宝亭グループならではのこだわった中華料理も用意されています。

「酸辣湯麺」「全とろ麻婆麺」には辛増し１、２、３がそれぞれ用意されており１なら50円、２は100円、3は150円追加料金がかかります。

【辛さレベル★★】スープの代わりに麻婆豆腐！？

今回いただいたのは「全とろ麻婆麺」の辛増し2です。全とろという名前にも惹かれましたし麻婆麺ってなかなか食べる機会がないので…。

スープがなく全て麻婆豆腐なのでとろみがすごい！辛さは2にしましたがそれほど辛くなかったかなという印象です。麻婆豆腐は色から想像するほど味が濃すぎなかったので、最後まで飽きずに美味しく食べられました！

店舗ごとに限定麺を用意していたり期間限定のメニューも豊富なので何度訪れても楽しめると思います！

蒙古タンメン中本＠吉祥寺

画像出典：蒙古タンメン中本

旨辛ラーメンの代表「蒙古タンメン中本」です。カップ麺がコンビニで販売されていたりと、皆さんにも馴染みのあるお店ではないでしょうか。

全22店舗を展開しており、池袋だけでも2店舗構えるほどの言わずと知れた超人気店です。

メニューは辛さゼロから9まで幅広く用意してあります。蒙古タンメン初心者や辛いものに自信がない方も安心して食べに来ることができますね。

こちらのお店の一番人気は、店名にもなっている「蒙古タンメン（800円）」です。味噌タンメンに特製の麻婆豆腐を加えたもので、辛さは10段階中の5！辛いものが好きな方なら美味しく食べられると思います。

【辛さレベル★★★】安定して美味しい！

こちらが「蒙古タンメン」です。ラーメンに麻婆豆腐がかかっているのでかなり熱いしなかなか冷めません！温まりたい冬にぴったりです。ラーメン自体の味噌味がかなり強く、スープではなく麻婆豆腐が辛かったです。

ちなみに蒙古タンメン中本で食べられる激辛メニューといえば、「北極ラーメン（830円）」があります。メディアで何度も取り上げられるほど真っ赤なラーメンで、初めての方はご注意くださいと注意書きが載っているほどです…。興味があれば是非お試しください！

辛麺屋 一輪＠渋谷

画像出典：ICHIRIN

続いてご紹介するのは、激辛グルメ祭り2018にも出店した今話題のお店「辛麺屋 一輪」です。東京初出店の目黒に加え、現在渋谷と池袋の合わせて3店舗を構えています。

そもそも辛麺とは、唐辛子を効かせたスープに挽肉・ニラ・溶き卵・ニンニクが入ったラーメンです。もともと宮崎県のご当地グルメで、向こうの方にとっては馴染み深いものなんだとか！こちらのお店では中華麺のほか、そば粉を使ったこんにゃく麺もありヘルシーで人気です。

メニューはスタンダードな「辛麺（850円）」に加え「トマト辛麺（900円）」や「パクチー辛麺（990円）」など豊富に用意しています。辛さは0から「マグマ」まで用意されています。

0～5までが無料でそれ以上は6～10 +50円・11～15 +100円・16～20 +150円・21～25 +200円と段階的に価格が変わってきます。最も辛いのは「マグマ」で+250円だそう。

店内は清潔なだけでなく髪ゴムや手鏡が誰でも使えるように置いておりました。実際店内には女性の方もかなり多く、男女問わず入りやすい雰囲気でした。

【辛さレベル★★★★】宮崎発祥の新感覚ご当地麺！

今回注文したのはスタンダードな「辛麺」で、無料の中で最も辛い５を選択。（写真はニラ増しにしたもの）

一口食べてすぐに唐辛子の辛さがダイレクトに感じられました。でも辛さの中にニンニクの香りが感じられて、食べれば食べるほど食欲が増していく味です。今までにない新感覚のラーメンで、美味しい！

麺や具を完食してから器を見ると、ニンニクが丸々3片入っていてびっくり。これもおいしいのかな…と食べてみたいと思いましたが、帰りが電車だったのでやめておきました。ニンニクのにおいが気になる方は無しにもできるので声をかけると良いかもしれません！

また一輪で最も辛い「マグマ（+250円）」を食べきった人だけに裏メニュー「とんでもねえ」に挑戦することができるそうですが、これは完食者がほとんどいないほど辛いのだそう。マグマを完食できる人でも食べきれないって一体どんな辛さなのか…私にはとても食べられませんが気になりますね（笑）

雪梅花 四谷店

画像出典：食文化創造KIWA

最後にご紹介するのは「雪梅花」という中華料理のお店です。こちらは四ツ谷駅からすぐ近くで多くの飲食店が軒を連ねる「しんみち通り」の一角にあり、いつも賑わっています。
麺類のメニューには「黒ごま坦々麺（880円）」「白ごま坦々麺（880円）」などがあり、これらの定番以外にも「トマトチーズ坦々麺（950円）」や「海老味噌坦々麺（950円）」など様々な種類を用意しています。

そしてこちらのお店は、何と言ってもランチが異常にお得なんです。今回私が注文したのは「麻辣坦々麺」と「麻婆丼」のセットですが、なんとたったの980円！麻辣坦々麺は単品だと880円で、セットについてくる麻婆丼も軽めの1人前近くあります。それでこのお値段はかなりお得！

麻辣坦々麺はメニューに「本場の辛さ」と書いてあり、注文する際にも「かなり辛いですが大丈夫ですか？」と聞かれます。辛いもの好きな私は喜んで注文したのですが、

【辛さレベル★★★★★】色からしてやばい。

こちらが「麻辣坦々麺」です。到着して目の前に置かれた器が真っ赤で言葉を失いました。上の透明の赤いのはラー油で、麺をつかむと中に細かい唐辛子がたくさん入ったスープが現れます。食べてみると見た目の期待を裏切らない辛さです。本当に辛い！でもあと引くうまさがあって、口の中が痛くてもう食べられないと思っているのにそれでもスープを飲む手を止められないんです！

麻婆豆腐もしっかり辛いけど旨味があって美味しかったです。みなさんもお得なランチセットで美味しい中華を心ゆくまで食べ尽くしてみてください！