Categories: 転職の手引き

建設業界の転職活動で求人サーチをスムーズにするには?

今現在は仕事に就いているけど、転職したいと考えるのが一番多いパターンだと思います。そうなると、日々の仕事などが多忙でなかなか転職活動に手が回らないということになると思います。そこで今回は、いかに効率よく転職活動をするかということをお伝えしたいと思います。

目次

転職後に自分がどうなりたいか目標を定める


仕事を探す上でまず先に決めておくべきポイントは、自分がなにを求めているのかということです。今までの経験を糧にステップアップしたいのか、新しいジャンルでチャレンジしていきたいのか。もちろん給与や休日などの待遇に関しても目標を決めておきましょう。

休日を重視するのか収入が最重要なのか、資格取得や経験を積むことが目的なのか。それぞれ目指す方向が変わってきます。建築業界の場合は、経験や資格が収入に反映されやすい職業でもあるので、それも念頭においておきましょう。

資格取得を目指すのであれば、受験資格の確認も必要です。資格によっては実務経験を必要とする場合もあるからです。求人情報では、必要な経験が積める上に資格取得支援などが利用できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

建設業・建築にかかわる技能検定について

2018年9月6日

建築業界の仕事は職種や会社によって、休日が不規則になる場合も少なくありません。休日がしっかり取れることを重視して転職を考えるなら、その分減給にならないかどうかを確認することも大切です。

自分に合った求人の探し方を選択する


転職を成功させるには、どこで求人を探すかということも重要です。ハローワークで探すのか、それとも民間企業が運営している建設業界向けのエージェントを利用するのかで、いろいろと違ってきます。

どこを利用するのが自分に合っているのか考えてみましょう。例えば公共機関であれば職業訓練を利用することも可能です。必要な教材や交通費などは自己負担ですが、ほとんどの訓練を無料で受けることができます。

自分が求めている訓練があれば利用して就職に生かすのもいいでしょう。自治体から助成金を受けている求人も多いので、助成金の内容によっては未経験から就業可能の企業や、中高年の採用に力を入れている企業に出会えることもあります。

民間企業が運営している無料の求人サイトや転職エージェントを利用するのも、効率のよい方法のひとつです。転職エージェントを利用するメリットは、面接日のセッティングから給与の交渉まで、自分でなかなかやりにくいことまで手配してくれるという点です。働きながら求人を探したい人に向いています。

応募先が求めていることや本質を見極めよう


応募したい求人が見つかったら、その会社がどんな人物を求めているのかを考えましょう。企業のホームページがあれば、企業理念や経営方針を参考にして、会社が求めている人物像のヒントにしてみましょう。活躍中の社員のインタビューなどを閲覧できる場合はそれも参考になります。

それらの情報からどんな会社なのかを見極めてください。入社してみると外からの印象と違っていたということもあります。それを回避するためには、口コミを参考にするのもいいでしょう。転職エージェントを利用する場合は、実際の環境を聞いてみるのもいいと思います。

人間関係や勤務時間や離職率はどうかという点を押さえると、会社の実態を把握することはできます。企業のホームページから取引先や会社の実績はどうかも確認してみましょう。安定性や将来性があるかどうかの目安になります。

人生においてもひとつの大きな転換点になる転職。企業選びでも悩むことが多いと思います。いろいろと情報を精査してなるべくスムーズに動かないと、求人を締め切られるなんてこともあるので、エージェントサービスなどを使って効率よく動きましょう!
r_ishikawa